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トップ > 犬 アナフィラキシー > 犬 アナフィラキシー - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年11月21日 6時)
アイアンマン(2)
アイアンマンですが、一度書き上げたものの、アップロードをあきらめました。
ストーリーの一部がどうしても思い出せなくて、とても参りました。
ふぅ。
歳のせいにしたいところです。
で、ホントの概要とコメントを載せます。
■概要
トニー・スタークがテロリストの襲撃を受けてかろうじて生き延びるが捕虜に。
そこで武器の開発を命じられるが、開発したのはパワードスーツ。
まずは、体に残った金属片が心臓に行くのを防ぐために胸につけている磁石と自動車用バッテリーの変わりに、超小型アークリアクターを開発する。それをエネルギーにパワードスーツは活動を可能にするが、稼働時間には限界がある。
作業を手伝ってくれたイェンセンは殺されてしまうが、パワードスーツの力を使って、テロリストのアジトから逃げ出すことに成功するトニー。
アメリカ軍に救出されて本国に帰還する。
スターク産業での武器の販売を取りやめることを発表する。
そして自宅にこもってパワードスーツの改良に着手する。
手始めにアークリアクターの改良だ。
完成したスーツの力を使って、テロリストに使われているスターク産業製の武器を破壊して廻る。
一方で、テロリストはスタークが使ったパワードスーツを回収し、復元する。
トニーの叔父=オバディアをつるんでいて、回収したパワードスーツを引き渡すが、オバディアには消されてしまう。テロリストはオバディアの依頼を受けてトニーを襲撃していたのだ。
トニーはオバディアが武器の不正取引に手を染めていることに気がついて、秘書のペッパーに自分の事務所のPCからデータを取って来るように指示する。
国土国境保全局(正式名称は忘れましたが、最後にSHEILDの略称になります)の男の手を借りて、会社を逃げ出したペッパーだが、その男に協力してオバディアの逮捕をすることになる。
一方で、オバディアは回収したパワードスーツを研究員に調査改良を指示していたが、どうしても起動できずにいた。そのため、トニーから超小型のアークリアクターを取り上げて、自分の改良型パワードスーツに使う。
アークリアクターを取り上げられたトニーは死に掛かるが、改良前のアークリアクターで一命を取り留める。
オバディアの暴走を知って、ペッパーを助けるために会社に向かうトニー。
ペッパーの頼みで駆けつけた軍の友人ローズに、軍を出動させるなと頼み会社へ向う。
ペッパー達はオバディアの研究室に入るがオバディアはトニーから取り上げたアークリアクターによって、改良型パワードスーツの稼動に成功していた。
スーツを起動させて襲い掛かるオバディア。
逃げ惑うペッパーたち。
そこにかろうじてトニーが間に合った。
オバディアとトニーの激しい格闘が始まるが、パワーの差は圧倒的だ。
工場脇を走るハイウェイにまで飛び出して、一般車両を巻き込みながらの戦いになるが、やはり不利は否めない。
オバディアが高空でのアイシング=凍結対策をしてないことにかけて、オバディアを持ち上げて急上昇し強制的にシステムエラーを起こさせて墜落に追い込む。
エネルギー切れになりかかっていたが、辛うじて工場の屋上に降り立ったとニー。
エネルギーが切れて動けなくなる前にスーツを脱ごうとヘルメットとガントレットを外すが、そこにオバディアが襲いかかってくる。
ガントレットを外したために手の武器が使えず一方的な攻撃になるが、何とかオバディアのヘルメットの敗戦を気って視界を塞ぐことに成功する。
その間にペッパーに指示して工場に設置されていた大型のアークリアクターを暴走させる。
オバディアをそこに誘い込み、暴走によって放出されたエネルギーによって倒すが、トニーも激しいダメージを受ける。
なんとか生き延びたトニーは事後の処置に、SHIELDの男の助けを借りて、用意されたコメントを読み上げるが、自らがアイアンマンであることを認める。
==エンドクレジット==
自宅に帰ったトニーの前に、SHIELDの長官、サミュエル・L・ジャクソンが姿を現し、協力を要請する。
■コメント
何が問題だったかというと、いくつかあります。
テロリストがパワードスーツをいつ回収したのかがいつか思い出せなくなってしまったこと
オバディアがトニーを会社から追い出すために役員会で解任の議題を提案したことを、消防士基金のパーティのあとで明かすのですが、その後のトニーの行動が思い出せなくなってしまったこと。
これによって、エピソードの順番に生じる狂いが大きくなってしまったなど、他の細かいエピソードにも自信がもてなくなってしまって。
やれやれです。要約しても、どこかが狂っているかもしれないと感じているので微妙な気持ちです。
オバディアの悪役ぶりはかなりいいですね。。
はじめはトニーにとっていいオジサンなので、変節ぶりが非常にいいです。
いつもの指摘ですが、
トニーはテロリストの攻撃によって死に掛かるのですが、その傷が結構深く、そんな環境で手術はありえないだろうと言うような内容です。なんといっても電磁石を胸に直接縫い付けて固定するとはちょっと激しいですね。
さらにその傷を国内に戻ってから何の治療もしないでいることです。
どうも傷跡に金属の円筒を自分で埋め込んだのか、アークリアクターが完全に固定できるようなアタッチメントをつけてます。その奥に基板や配線を仕込んでいるのですが、ペッパーの手首まで入るほど深い穴なのです。
そんなに深い穴だと心臓はどうなってる?
さらに本社工場の研究員でもできない超小型アークリアクターが、テロリストの怪しげなアジトで、怪しげな道具を使って研究して作り上げてしまうとは、あまりに安易過ぎる展開です。
一方で、自宅のAI(かなり賢い)の協力を得て、噴射装置を改良し、両手にも武器兼用の噴射装置をつけるなどの開発過程はかなり楽しいです。
ただ、材料の調達や成型加工は秘密に手配しているようですが、誰がいつ何処で作っているのかまったく見えません。
AIが自宅のどこかにある工作機械などを使って作っている?
それにしてもTiとAuのアロイとは・・・。そんな合金は現存するんだっけと本気で悩んでしまいそうです。
本当に着るスーツのため、操縦間などないですから、視線制御や自動入力、音声入力、自宅のAIによる管制制御を受けて操作するのですが、そこはかなり合理的に感じますね。
トニーが見るマスク内に表示される映像はかなりリアルに感じてしまいます。
ま、全体が荒唐無稽にできているので、穴はありつつも良くまとまってます。
友人のローズ(映画のデータベースではローディですが、字幕ではローズでした。今となってはあまり自信がないですが)役のテレンス・ハワードはトニーの作っているパワードスーツに気がつきます。
赤と金のホットロッドカラーになる前の全身銀色(鏡面メタリック仕上げ)のそのスーツをみていつかなどと言っているので、続編ではそれらしい展開になるのかも。
エンドクレジット後に妙なおまけがついているので、続編は間違いないと期待しています。
DVDが楽しみですね。
ほんと、約8000文字分を仕上げてあるので、残念です。
=以上=
作者:
更新日:2008年10月19日 23時30分
アイ・アム・レジェンド=原作=(5)
ようやく終わりました。
原作は、一人で生き残った男の苦悩を中心に描かれてます。
映画と違うのは、
・生き残った人類が感染していること
・吸血鬼は凄いパワーを持っていないこと
・吸血病対策の中心人物が主人公でないこと
・吸血病は、昔からあったかもしれない病気であること
(映画では、人類がウィルスを改造して生み出してしまった)
などです。
一人生き残ったネヴィルは、吸血鬼を滅ぼしつつ、自分の生活圏を維持するのに精一杯で、生き残りを捜しにいくこともできません。
一生懸命勉強して、吸血病の何たるかを突き止めても打つ手がないです。
そんな絶望と向き合って一人生きていくのは、なんと苦しいことでしょう。
ある日、感染していない犬とであっても友達になるだけで大変な思いをし、守ろうとしてもすでに手遅れで助けられないのです。
生きている人間を見つけたと思ったら、感染を薬で乗り越えた新人類として、新社会の形成を始めており、感染してないネヴィルは逆に抹殺の対称になってしまいます。
最後まで絶望の連続ですね。
死の病気から生き残ると言うことを通して、生きることの意味と執着、世代交代、死への対抗、家族や友人たちへの人間的な思いを含む複雑な人間感情などを表現していて、非常に面白いです。
映画では、感染していない生き残りが現れ、ウィルスに対抗するワクチンを作り、生き残る人の助けとなって死んでいくネヴィル。最後には神の声が聞こえて、救いを感じていました。
どちらも絶望と隣り合わせですが、映画のほうがまだ明るいですね。
原作で分からないのは、ネヴィルと新人類がであうまでに非常に時間がかかっていると言うところです。
ネヴィルが吸血病対策の中心にいたわけではないので、他の研究者が対策を見つけることは十分ありえるのですが、そういった研究者とネヴィルが3年弱の間にまったく出会わない可能性を考えにくいのです。
映画では、地形的に有利だったために感染しないエリアが存在していて、低温によりウィルスが死滅していたために、生き残りが生じたことになっています。
原作では蔓延した過程は描かれていますが、日光に弱いこと以外の説明はありません。
日光に弱いのであれば、日中に日がさすところに存在する菌は完全に死滅するはずです。
塵や砂などの微小物の付着した菌は、日光では殺菌されないのでしょうか?
日陰にも、紫外線などの光は実は弱いながらも入ってくるので、まったく殺菌できないと言うことは考えにくいです。
動く死体が夜に菌をばら撒くようになるにも、それ相応の時間をかけて条件がそろわないとできそうもない感じがします。
原作では、生き残りへの呼びかけにラジオなどの文明機器を使いません。
発電機を維持して、冷蔵庫や他の電気で動く装置を使いこなしていると言うのにです。
ラジオや無線通信機を確保することは、発電機を確保することに比べれば、それほど大変なことではないはず。
映画では、自らAM発信局を立ち上げて、定時放送で呼びかけを行っています。
この点では映画のほうが、まだ説得力がある感じです。
だから、どちらも説明不足・説得力不足なんですね。
相互補完したほうが良い感じもします。
これが、ゾンビの元になっていると言うのは、非常に興味深いですが。
今までゾンビ映画もそれなりに見てますが、ゾンビとなった人間はどうして生きている人間や生物を襲うのでしょうかね。その点を解説してくれるような映画はまだ見たことがありません。
これも、やはり説得力不足なんですね。
活動エネルギーを菌が提供すると言うのは、非常に弱いです。
人間の活動に必要なエネルギーを、菌やウイルスに生産させるのにどれほどの量が必要になるのか考えるだけでも恐ろしいですね。それが何より他の生物を襲うほどのエネルギーを出すとは・・・
とりあえず一段落しましたので、アイアンマンを書いてます。
バンテージポイントも半分くらいは書いてますが、アイアンマンが先になりそうです。
=以上=
作者:
更新日:2008年10月3日 0時26分
アイ・アム・レジェンド=原作=(4)
- アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫 NV マ 6-5)/リチャード・マシスン
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彼らは夜にやって来た。スポットライト、銃、そして斧と槍を積み込んだ黒塗りの車に分譲して。
エンジン音を高鳴らせ、シマロン・ストリートに急速に接近してきた。
彼らが到着したとき、ネヴィルは覗き窓の手前に陣取っていた。
ネヴィルは覚悟を決めていた。数ヶ月を費やして、新人類?とは戦わないと言う覚悟を。
拳を握り締めながら、外を観察する。
奴等はライトの強烈な光の中、徘徊する吸血鬼どもを殺して廻っていた。
それにしてもなぜ夜に殺しまわる?
新しい社会の残虐性を見せ付けられて動揺するネヴィル。
そして、ベン・コートマンが追い立てられた。
他の連中と同様に殺されてしまうなんてやりきれない。
しかし、ネヴィルには手の打ちようがなかった。
コートマンは銃で撃たれ、隠れていた煙突に逃げ込むこともできず、屋根から転がり落ちた。
奴等はベンの体に鋭利な槍を突き立てて止めを刺した。
さぁ、投降を呼びかけて来い。
俺は抵抗しない。
しかし、一向に呼びかけの声は聞こえず、玄関を銃撃する音が響いてきた。
そして、卒然と悟った。
奴等は俺を生かしておく気はないんだということを。
後悔しながら引き出しをかき回し、拳銃を取り出して構える。
黒服の男が二人やって来た。
二人は銃を撃ちながら、ネヴィルが銃を持っていることを仲間に警告した。
ネヴィルは激しい衝撃を胸に感じた。
やつらが、やった!と叫ぶのが聞こえる。
乱暴な手が腋の下をつかみ彼を引き起こした。
やがて胸の痛みが激しさを増し、突起のついた棍棒で殴られたような衝撃が脳髄に走った。
「ヴァージニア・・・」かすれた声でつぶやく。
黒服の連中は、ネヴィルの体を自宅から運び出した。
いまや奴らが支配し、ネヴィルとは無縁になった世界へと。
目を覚ましたネヴィルは胸の痛みに顔をしかめながら、天井を見上げた。
ここは何処だ?
この状況を受け入れるのは簡単ではない。
3年以上もの間、自宅にこもり一人で生きてきた。
それが、こんな展開になるとは・・・
やがて足音が聞こえ、傍らに誰かが立った。
ルースだった。
額の汗をぬぐい、グラスに水を注いで差し出した。
「ありがとう」と礼を言うネヴィル。
「私の説明を信じてくれなかったの?」
「信じたよ・・・」
「なぜ逃げなかったの?」
「結局できなかった。あまりにも自宅に慣れ親しんでいたから、家は自分の一部になっていたのさ。何度か逃げようともしたが・・・」
「彼らは武装解除してあなたを連行するように命令されていただけなのに。発砲しなければ負傷せずにすんだのよ。」
「実際はちがっていたよ」
「君の社会は実に大したものだ」
ネヴィルは新しい社会が何を求めているかを知っていた。
そして、その社会に適合するようにルースも変わってしまった。
ルースはネヴィルに逃げてほしかったが、処刑人たちが派遣されることを警告したからと言って、ネヴィルが逃げるはずはない。捕まってからの逃亡を手助けするつもりだったが、怪我を負ったことでそれも無理になってしまった。
ルースは、言う。
「あなたは旧種族の最後の一人。私たちの知る限りではね。あなたが亡くなれば、私たちの特別な社会には古い種族はいなくなってしまう。そして、外で待っている人々は、ネヴィルの処刑を待っている。」
「それなら急いだほうがいいぞ」
「わかっていたわ。あなたは死を恐れないと。」
ルースは、自分が幹部将校であることでこの部屋に入れたことを明かし、皆がネヴィルの命を要求している中でできる精一杯のことだと言って、小さな包みを取り出して右手に押しつけた。
「すぐに飲んで」
とささやくとルースは立ち去った。
やがてドアが閉まり鍵のかけられる音がした。
気力を振り絞り体を起こす。
胸に激痛が走るのを必死にこらえた。
部屋を横切り、窓に寄りかかって外を見る。
そこは、群集でごった返していた。
早朝の灰色の光の中で、あわただしく右往左往している。
そのうちネヴィルのことに気がついた群集は、静まり返った。
彼らの中には驚愕、不安、身をすくめるような恐怖があった。
彼らはネヴィルを恐れてはいるが、憎んでいるわけではないことをネヴィルは感じていた。
一人だけ生き残ったネヴィルは、すでに社会の中で普通とも標準ともかけ離れた存在になっていた。
それらは多数派を意味する概念であり、ネヴィルからは遠い。
毒薬の入った小さな封筒をきつく握り締める。
これを使えば暴力的な死を迎えずにすむ。
ロバート・ネヴィルは新しい人類を見渡した。
彼らは自分とは相容れない存在だ。
吸血鬼同様に彼もまた”呪われし者=アナテマ”であり、破棄すべき不吉な存在なのだ。
不意にそれを悟ると苦痛に苛まれながらも気が楽になった。
向き直り毒を飲み下しながら壁にもたれた。
終末の気だるさが手足に広がっていく中でネヴィルは考えた。
まさに悪循環だ。
死の真っ只中から新たな恐怖が生れ落ち、いつまでも滅びることのない要塞に新たな迷信が誕生する。
この俺が伝説の存在なのだ。
=以上=
作者:
更新日:2008年10月2日 0時5分
アイアンマン
アイアンマン見てきました。
面白かったです。
正直、かなり面白いですね。
吹き替え版がなくて、字幕版を子供に見せましたが、それでも十分に伝わるほどです。
ジェフ・ブリッジスのいい叔父さん風の悪役は中々でした。
スタン・リーは、消防士基金のためのパーティの会場で、ロバート・ダウニー・Jrが話しかけるおじさんでした。
サミュエル・L・ジャクソンは、エンドクレジットの終わった後で、無理やり出てきました。
最後に自分がアイアンマンと名乗った後なので、続編を考えているのかも。
グウィネス・パルトローは大分ふけた感じがしてしまいました。
ロバートの中年ヒーローとあいまってちょうど良かった。
詳しくは、また別途書きます。
アイ・アム・レジェンド、バンテージポイントとカブってちょっと混乱気味です。
=以上=
作者:
更新日:2008年9月28日 23時3分
高速生活
最近、本屋で良く見かけるのが、速読を薦める本。
なぜだか分かりませんが、時間の節約を求める人が多いと言うことでしょうか?
その効果のほどはともかくとして、普通よりも早く読めると言うのはありがたいので、独学で練習しています。
右脳でイメージとしてとらえると良いと言うのですが、それをやってしまうと、自分の中に残らない、残りにくいし、本を楽しむと言う意味からすると、なんとなく懐疑的に感じてます。
昔、読みながら没入しすぎて読んでいたはずの数ページの記憶が飛んでしまい、読み返したことがたびたびありました。そういった時は、まさしくページを丸ごと映像化して取り込んでいると言う表現がぴったりですね。
しかし、そのイメージを自分でコントロールして取り出すことができなかったので、 そういったことは結構難しいと感じているわけです。
で、目標としているのが程々と言うところ・・・だいたい、1分間に2千文字ぐらいいけるといいんじゃないかというところですね。
瀧夜叉姫は上下巻でしたが、2冊で約3時間ほどでした。ページ数があわせて1000ページ弱。
ざっくり1分10ページ。1ページに大体200文字とすれば、ほぼ目標は達成してます。
ただ、それが専門的な単語が多い物になると、とたんに半分から3分の一にスピードダウンしてしまいます。
これが今後の課題ですね。
本以外でも高速化してます。
TVはNEWSも含めてほとんど録画です。
CMが邪魔なのと、録画を再生すると1.5倍速で見れるので、時間が短縮できます。
コメンテイターの無駄な会話を飛ばすと、1時間のNEWSでも20分以内で見ることができます。
情報の鮮度が落ちますが、あまり影響はしてません。
必要なものは、ネットで拾えるので。
鮮度に関係ないドラマになると、効果は十分ですね。
飛ばしにくいのは難点ですが。
これに慣れてしまうと、たまにOAで見ているといらいらしてしまって困りますね。
ほんと、高速化もやりすぎては弊害が出てしまうと言ったところです。
結構TVが好きで、NEWSも含めると、週にオリジナルの尺で30時間分ぐらいはチェックしてます。
仕事している中で、一日に許される時間が1~2時間ぐらいときては、やはり高速化は必須です。
音声が必要ない画面は、テロップの字を拾って加速してます。
このときには、速読が役に立ってます。
映画もDVDは1.5倍速で見てます。
映画ぐらいゆっくり楽しみたいと思うのですが、中々できません。
音声のほうは、今4倍速で聴くトレーニングをしてます。
入力系はそこまで高速化しても、アウトプットはどうしても早くできません。
茂木さんの本にも脳のトレーニングと、脳からの出力トレーニングは別物とありました。
出力は出力で鍛える必要があると言うわけですが・・・
ちなみに、キーボードのタイプ速度は、250回/分以上で、日本語変換しても大体100文字以上は可能ですが、要約したり内容を整理したりするのに必要な時間は、入力時間ほどには短縮できないですね。
何か、良い方法はないものかと、日々悩ましいです。
=以上=
作者:
更新日:2008年9月26日 0時14分
バンテージポイント
- バンテージ・ポイント/洋画
- ¥3,551
監督:ピート・トラヴィス
脚本:バリー・L・レヴィ
■キャスト
デニス・クエイド:トーマス・バーンズ
マシュー・フォックス:ケント・テイラー
フォレスト・ウィッテカー:ハワード
サイード・タグマウイ:スワレス(サム)
エドゥアルド・ノリエガ:エンリケ
エドガー・ラミレス:ハビエル
アイェレット・ゾラー:ベロニカ
シガーニー・ウィーヴァー:レックス
ウィリアム・ハート:アシュトン大統領
ゾーイ・サルダナ
ブルース・マッギル:フィル(大統領の側近)
■概要
スペインのとある町、サラマンカの一角で各国の首相が集まりサミットが開かれることになっていた。
その日の正午過ぎに開始された演説の開始直後、アシュトン大統領が狙撃される事件が発生。
大統領を護衛していたSP、見ていた観光客、報道していたTV局のスタッフなど、様々な視点から事件の全貌を追いかけるという、その撮り方、編集には結構斬新なものを感じました。
繰り返しの回数が多くてちょっとだるい部分もありますが、次の視点が誰に移るのかも中々緊張感があります。
犯人が誰かということは割と早く分かるのですが、事件がある一点を目指して集約して行くことで、最後の最後まで楽しめます。
詳細は作成中ですので、出来次第アップします。
テイラーは、スピード・レーサーで謎の男レーサーXを演じていた、マシュー・フォックスです。ちょっと注目してます。
エドガー・ラミレスは「ボーン・アルティメイタム」に暗殺者として出ています。
デニス・クエイドやフォレスト・ウィテカーは説明不要でしょう。
ブルース・マッギルは、このブログでは沢山書いてます(ニューオーリンズ・トライアルの判事役、タイムコップでヴヴァン・ダムの上司役等)が、今回は出番も少なく脇役でした。残念。
白髪がふえて、大分太って恰幅が良くなりすぎたような気がします。
サイード・タグマウイは、どこかで見たような気がする顔ですが、データベースを見る限りではなかったです。
テロリストなんかのちょい役の可能性もあるのかも。印象に残る顔です。
=以上=
作者:
更新日:2008年9月24日 23時3分
読み終わりました。
- ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)/海堂尊
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- ナイチンゲールの沈黙(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)/海堂尊
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ミステリーというほどのミステリー要素はないですが、チームバチスタよりもさらに人間ドラマらしくなっていて、面白いです。
今度は、TVドラマシリーズをやるらしいですね。
原作どおりに、田口は男優がやるらしいですが、TV用の落ちが待っているらしいので、見ようと思ってます。
シリーズも含めて海堂尊作品はけっこう世に出ているらしいので、文庫化され次第読もうと思います。
ナイチンゲールは、看護婦の意味と美しい声で歌う歌手の意味を重ねていて、登場人物にも伝説の歌姫と、病院が舞台として看護婦さんがメインキャストになります。
事件自体は簡単ですが、こんどは白鳥に対抗するキャリア警視の加納が登場して話を盛り上げてくれます。
病院スタッフも面白いです。
是非どうぞ。
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- 陰陽師 瀧夜叉姫 (下)/夢枕 獏
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内容的には軽いので、あっという間です。
前回はイメージがなかったのですが、今回はありました。
安倍晴明らしくて面白いです。
ただ、安倍晴明よりは源博雅のほうが気に入ってますが。
安倍清明は論理的に、源博雅はわりと熱血漢らしい感情論で事に当たります。
その対比が中々良いわけです。
場を乱す道満導師も中々です。
これを読んで、この前に発売されている「瘤取り晴明」落としているらしいことに気がついたので、そちらもそのうち読んでみる予定です。
- 脳を活かす仕事術/茂木 健一郎
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結構年をくってますが、あまりこうした勉強本には興味がなく、手を出したことはありませんでした。
勉強しなかったわけではないですが、会社の教育講座とインターネットで大概間に合っていたので。
ただ面白いですね。
茂木健一郎さんは、こうした脳科学関係の研究者のなかでも注目しているほうで、NHKのプロフェッショナルをずっと見てます。
それまでのマンネリ化していたプロジェクトXに変わる番組としてスタートしたときから注目してました。
文章にはこうした啓発本にも多く見られるように、繰り返しが多数箇所出てきて、自分は多少嫌気を感じますが、十分勉強になります。
- 新しい太陽のウールス (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-9)/ジーン・ウルフ
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最近、著名な漫画家を使って小説を再販する例が多く、これの前シリーズ=新しい太陽の書(全4巻)=が、小畑健のイラストで出されたので、「へぇー」と思っていたのが、なんと続編の発売の前振りだったわけです。
元のシリーズの内容ももう忘れてしまっていますが、つい買ってしまいました。
なんと、28年ぶりです。
ただ、Wikipediaで見ると、1987年には発表されていたようで、なんでこんなに時間がかかったのか。
=新しい太陽の書=は各巻がそれぞれに別な賞を受賞していて、発売当時も目立つ表紙をつけていて、宣伝のPOPも目立っていたのを覚えてます。書棚には初版が並んでいますが、さすがに28年も経つとページの縁は多少色が変わってますね。表紙は紙のカバーをかぶせてあったので当時のままですが。
当時は天野喜孝でした。
小畑健もいいですが、天野喜孝のイラストで出だしてほしかった。
今本を開いたら、28年前の早川書房の新刊案内の紙が出てきました。
海外の作家には知っている人はいませんが、栗本薫作「グインサーガ(25)」が同時に発売されていたようです。
懐かしいですね。今は122巻ですか。凄いものです。
たまたま原田真人監督の写真も載ってましたが・・・若いです。
それと、ようやくですが、アイ・アム・レジェンドの第三章をアップしました。
残る4章は30ページほどですので、あまり時間をかけずにアップできると思いますので、今しばらくお待ちください。
=以上=
作者:
更新日:2008年9月23日 20時26分
アイ・アム・レジェンド=原作=(3)
- アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫 NV マ 6-5)/リチャード・マシスン
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ベン・コートマン狩りを気分転換の趣味とするようになったネヴィル。
近隣に問題がなく、自宅の修理の必要もないときにはいつもベンを捜していた。
車の下、茂みの陰、床下、クローゼット、暖炉の中、煙突、冷蔵庫の中・・・
隠れそうな場所は何処でものぞいて見たが、見つからない。
そんなある日、タバコをふかしながら周囲に気を配っていると、そこに女を見つけた。
日光の中で生きて動いている女を。
衝撃を受けた。
近づくと薄汚れてはいるが、20代くらいの若い女だと分かる。
近づいて声をかけた。
そして見詰め合った。
彼女は生きている!
しかし女は踵を返したかと思うと、野原を逆方向に走り始めた。
一瞬どうしていいか分からず立ち尽くしていたが、追いかけた。
「何もしないよ!!」
叫んだところで怯えた人間にどんな意味がある?
自分がどんなに恐ろしく見えるのかわかっていないというのに。
女が方向を変えようとして倒れた。
ネヴィルはそれを助けようと近づいたが、差し伸べた手を振り払い爪でネヴィルをかきむしって、また走り出した。
それを抑えようと肩をつかんだが、女は平手打ちを食わせてきた。
挙句蹴りまで食わせてきたことに腹を立てて、女を平手で打ってパニックを断ち切った。
女は泣き出した。
ネヴィルは説得しようとしたが、自分の声に人間味、思いやりがかけていることにはやはり気づいていない。
衝撃的な邂逅をへて、互いに見つめながら立ち尽くしている二人。
名前を問いただすネヴィルの声に怯えながら、女は「ルース」と名乗った。
ネヴィルはルースを隠れ家に連れて帰って様子を見ていた。
ルースは彼のベッドで眠っている。
それにしても感染していたらどうしよう?
いくら問題ないと思い込もうとしても役に立たない。
彼女は日に焼けているし日光の下を歩ける。
ことは単純ではない。
ルースを連れ帰ったときのことを思い出した。
泣き喚き命乞いをするルースを説得することはできなかったために、無理やり連れ込むことになった。
連れ込んでも簡単ではない。
あの犬のように、部屋の隅に縮こまって食事や飲み物にも手をつけない。
結局寝室に閉じ込めて鍵をかけた。彼女は今眠っている。
今までずっと、生き延びた同胞との出会いを夢見ていた。
しかし、ようやく見つけた彼女を信頼できず暴力的に扱い、そんな自分に苛立っている。
はっきりしているのは、見かけだけで判断できないということだ。
彼女から聞きたいこと知りたいことは山ほどある。だが、知ること自体も恐ろしい。
様々な思いが交錯しても、はっきりさせる方法はひとつしかない。
ネヴィルは寝ているルースを無理y里起こすと、話を聞きたいと質問を始めた。
イングルウッドから来たこと
夫がいたこと
先週殺されたこと
それ以来、逃げ惑ってさまよっていたこと
釈然としないことばかりだが、にんにくを刻んだものをルースの前に突き出した。
激しく動揺するルース。
最後にはバスルームに飛び込んで、嘔吐した。
ネヴィルは、ルースが感染者であることをほぼ確信した。
研究に一年以上かかったが、バチルスに感染した人体は、アレルギー反応を示すようになることがわかっていた。
にんにくの臭気にさらされると、刺激によって病原体が免疫細胞を暴走させて、更なるにんにくの刺激に対して過剰反応を示すようになるのだ。
血液に注入しても反応が鈍かったのは、直接臭気にさらされる必要があったためだったのだ。
バスルームから戻ったルースは、部屋を通り越して、今へ向った。
ネヴィルも後を追う。
ネヴィルはルースに嫌疑にかけられているのはルースであると、念を押す。
ルースは訴えた。
十字架が大丈夫であること
昼間に昏睡状態にならないこと
1週間をさまよって、少ない睡眠時間、少ない食料で生き延びて、元々弱い胃腸がにんにくの臭気に耐えられなかったこと
昏睡はともかく、十字架は意味がないことはすでに分かっている。
ネヴィルは血液サンプルを取らせてほしいと頼んだ。
それを聞いたルースは外へ向かう。
ネヴィルはそれを引き止めた。
そして、ウィスキーをタンブラーに入れてルースに勧めた。
どうしてここに引き止めたかったのか問うルース。
ネヴィルは明確な答えを持たないまま、感染したとしても外には出さないといった。
ネヴィルは夕食のテーブルを挟んで、ルースと語っていた。
3年もたち、食糧供給が尽きているのにやつらは死なない。
昼間は昏睡状態だ。
ルースは落ち着きを取り戻して、ネヴィルを信用するようになっていた。
ネヴィルは食事を口に運びながら考えた。
目の前に、健常者の女性がいるという信じがたい事実。
3年も経ってから同胞と会えたために、かえって疑念が大きく納得できないでいた。
彼らのことを教えてほしいと話しかけるルースに、ネヴィルはこたえずにいた。
その様子を見たルースは、血液を調べてほしいと逆に頼んだ。
今は調子が悪いので、明日の朝にと。
ネヴィルは、ルースが感染していたとしてもできる限りの治療を施すことを約束した。
食後、今に移動した二人は、ポートワインを飲みながら壁の絵を眺め、シューベルトの<交響曲4番>を聴いていた。
ルースには文明が残っていることが信じられず、喜んでいた。
ネヴィルはルースから、ルースが暮らしていた隠れ家の様子を聞きだしながら十字架の話を始めた。
十字架は常に効果があるわけじゃない。
元が、ユダヤ教の信者でも、ヒンズー教の信者でも、イスラム教の信者でも、無神論者でもないやつだけに十字架が効果がある。
だから、十字架が効かない場合がある。
ルースが語る家の様子、食料の保存方法などを聞きながら、さらに水はどうしていたと質問するネヴィル。
ルースは、自分の話を信じてくれない、長い間一人ぼっちで暮らしてきていたから、嘘がつけなくなっていると返した。
自分の心を見透かされるようで不愉快だが、もやもやは晴れない。
ルースに死んだ夫の事を聞いたが、いまは勘弁してというだけだ。
これまで聞いてきた内容からすれば、生き延びてこられたこともうなずけるが、嘘をついている可能性もまだ残っていた。
なぜ嘘をつく必要がある?
明日の朝には検査ですべてがはっきりするところで。
ずっと考えていた。
もし、あの疫病の中で3人もの生存者がいたなら、なぜもっと生き残っていないのだろうか?
ルースは、その問いかけに、もっと病原体のことについて教えてと、話した。
ネヴィルはその問いに、何もかも話して良いのか考えた。
もし彼女が感染していて、ここから抜け出した後で、その記憶を残したまま復活してきたら?
ルースはその思いを知らないまま、さらにたずねる。
十字架の話がどうして真実なの?
ネヴィルはベン・コートマンで試したときのことを話した。
十字架は効果がなく、ユダヤ教の律法書=トーラーをかざすと効果があったことを。
彼はユダヤ教の信者だった。
銃弾についてもルースはたずねた。
しかし、ネヴィルは答えを知っていたが教えなかった。
ネヴィルは死んでいるタイプの吸血鬼に実験を行い、バチルスが銃弾により開いた傷をすぐさま塞いでしまう強力
な細胞結合物質の分泌を促進していることを確認した。
病原体によって活性化している彼らの肉体は、銃弾によってはダメージを与えられないのだ。
事実、大量の銃弾を撃ち込んで見たところ、結合物質が貫通を阻害しほんのわずう肉に埋まるだけだった。
ネヴィルは考えながら、孤独を受け入れて一人も悪くないと思い始めていた矢先の混乱に当惑していた。
せっかく生存者も、気持ちの上では遠ざかりつつあった。
今度はルースは、ネヴィルのことをたずねた。
あまり二人の距離を狭めたくはなかった。
彼女が感染していたときのことを考えると、いずれは始末しなければならないかもしれない相手と絆を深めるべきでない。
ルースは、穏やかに、その気になれないのなら、何も教えてくれなくていい、嫌な思いをさせるつもりはない、明日ここを出て行くからと言った。
しかし・・・と思うネヴィルに対してルースは、
あなたの生活を台無しにするつもりはない、
お互い数少ない生存者だからと言って、義務や責任を感じなくていいと続けた。
ネヴィルは悪かったと詫びた。
もし話が聞きたいのなら、喜んでできる限りの事を教えてあげるよと言った。
そして、バチルスのことを語った。
専門用語が多すぎて最初は通じなかったが、噛み砕いて言い直した。つまり、血液に分散した吸血病菌は通常よりも血流を遅くして、全身の機能に影響をもたらす。新鮮な血液の中でのみ活動し、人体にエネルギーを提供する。新鮮な血液が減ったときには自滅のための殺菌ウィルス=バクテリオファージか胞子を形成する。
宿主がくたばって肉体が分解すると、空気中に胞子が飛散し、新たな宿主を探す。
獲物に付着すると胞子は芽を出し、新た感染者をつくる。
バクテリオファージは不活性たんぱく質で宿主から新鮮な血液が得られなくなった場合に作られる。
でも胞子とは異なり、新陳代謝を暴走させて細胞を破壊する。
リンパの老廃物除去機能が低下し、にんにくは様々なレベルの保菌者にとってアレルゲンとなり、過敏反応=アナフィラキシーをもたらすと続けた。
なぜ私たちには免疫があるの?
君のことは分からないが、自分の場合はこうだ。
昔、戦時中のパナマに派遣されたときに吸血蝙蝠に噛まれたことがある。
仮説に過ぎないが、その蝙蝠が感染体で、そのときにはひどい病気になったのだが、命を奪われるまでにはいたらなかったために、免疫ができたと考えている。
当初は杭も心臓に打ち込む必要があると思っていたが、それは間違いだった。
他の部分に打ち込んでもやつらは死んだからだ。
そこで、はじめは出血多量が原因だと思うようになったが、それも違った。
死んでいるタイプの吸血鬼を捕まえて実験して見た。
腕を真空タンクの中に入れて、腕に穴を開けた。
そこからは血液が噴出した。真空タンクに空気を戻すと腕は粉々になった。
バチルスは異なった環境でも生存が可能な腐性菌類なんだ。酸素の有無に関係なく生存できるが、それぞれの場合に血がた反応をする。人間に感染すると嫌気性に変異し人体と共生する。吸血鬼は吸血することで新鮮な血液をバチルスに供給し、バチルスは宿主が次の獲物を襲えるようにエネルギーを与える。これまた仮説だが、バチルスはさらに吸血を助けるために宿主の犬歯を尖らせるようだ。
空気が宿主の体内に入ると即座に環境が変化する。病原体は好気性になり共生環境をやめて毒性の強い寄生体に変化し宿主を食いつぶしてしまう。
つまり、吸血鬼の体に空気を送り込むための道具なら何でも良くて杭でなくてもいいということだ。
結合物質がダメになってしまうまで体内を空気にさらし続けていなければダメだ。
生きているタイプの吸血鬼は、たいていは出血多量で死んでしまうが。
ルースは急に顔を背けてが、ネヴィルは続けた。
一人殺せば、慣れるもんだ。
他には手段がない。やつらが疫病で死んでもっと恐ろしい姿になって復活してくるのを放置しておいたほうがいいとでも?
彼らがずっと生き続けるかもしれないとは考えなかったの?とルース。
それは考えたさ、とネヴィルは答えた。
病原体のこと、その蔓延の仕組みについて知るようになり、何十人もの感染者に抗生物質を投与して実験して見たが効果はなかった。彼らは全身に感染しているため抗体を作ることもできない。バチルスに対して抵抗できない以上抗体も作られることはないんだ。
手の打ちようがないのさ。始末しないといずれ蘇り、俺を追い回すようになる。俺に選択の余地はない。
まったくと言っていいほど。
君は本当に俺が間違っていると思うのか?
それを判断するのは私じゃない。
深夜、ヴァージニアの名を叫んで起きたネヴィル。
傍らに人の気配が。
ルースだった。
寝ていたはずのルースは服を着て、そこから逃げ出そうとしてるかのように見えた。
取り繕うルース。
ヴァージニアが戻ってきた日の事を説明しながら、そのときの苦しみにさいなまれるネヴィル。
3年も経ったというのに忘れることも慣れることも逃れることもできない。
なぜこうなったのかしら?
解答などない。
ただこうなっただけさ。
ネヴィルはルースを検査する決意を固め、なだめながら準備をした。
そして、注射器をルースの腕に刺し血液を採取、こわばった手でプレパラートを作成した。
プレパラートを顕微鏡に準備して、接眼レンズを覗き込む。
傍らのスツールから降りながらルースは「見てはダメ!!!」と叫んだ。
しかし、ネヴィルは見てしまった。
「ルース」とささやくネヴィル。木槌が彼の頭を打ち昏倒した。
嗚咽するルースの声が遠い。
ネヴィルの意識は闇に飲まれた。
気がついたネヴィルは傷む頭を抱えながら、体を起こした。
顕微鏡のそばにルースの残したメモが残っていた。
そこには、ルースのメッセージがあった。
ルースは感染者でネヴィルを監視するために来たこと
ルースの夫はネヴィルに殺されたこと
そのためにはじめはネヴィルの命がどうなってもかまわないと思っていたことを。
メモは続ける。
でも今は状況が変わってしまった。
ネヴィルがルースを含む仲間たちと同じように、この状況の中で必死に生き延びていただけであったことを知ったから・・・
自分たちを含む一部の感染者は、菌による死を免れる方法を見つけて、ゆっくりと着実に新しい社会を作りつつある。ルースはそこから派遣されてきたことを告げていた。
ネヴィルを助けたいために、上層部には、感染者を攻撃するためにかなりの武装強化をしていると報告するつもりだという説明もあった。
そして、病原体の繁殖を抑え血液を補給する薬剤を発明したおかげで、新しい社会を作り、短時間だけど昼間も活動することができることも教えている。
ルースは最後に、殴ったりしたこと、嘘ばかりついていたことを詫び、ネヴィルを愛していたと結んでいた。
ルースのメモを読んだネヴィルは、これまで目にした事実を思い出し、自分を呪い、ルースを憎んだ。
メモのほかの説明は真実だ。それは分かった。
そして、顕微鏡をのぞくと、ルースたちが知らないだろう新しい事実を見つけていた。
ネヴィルは自分をののしった。こんなことに気がつかないなんて。
文献にごく簡単な記述だったが、意味するところは大きかった。
細菌=バクテリアは突然変異を起こし得る。
=続く=
作者:
更新日:2008年9月22日 22時19分
ウォンテッド(2)
今回は、何とか余り間をおかずにアップロードできました。
それでも二日かかりましたが。
多少エピソードの順番が違うかもしれませんが、大筋はこんなところです。
端折ったエピソードもあります。
訓練途中で回復風呂に浸かったときに、回復屋がネズミに仕掛けた爆弾を見せてくれるんですね。
訓練を始めたばかりのウェスリーにそんなものを見せて何が言いたかったのか、今でも不明です。
途中でウェスリーが間違って殺してしまうのですが、結局クロスに協力していたのかも。
真相は分からないままです。
フォックスとのトレーニングはアジトのすぐそばを走る電車の屋根に飛び乗って、屋根の上を走ります。
訓練の終わりには、先頭車両の屋根に旗が置かれて取り合ってました。ビーチフラッグみたいですね。
で、この記事をアップしようとして、肝心なシーンを忘れたので、青字で修正しておきました。
(この中ではないです)
ストーリーに疑問もいくつか。
クロスはウェスリーをフラタニティから遠ざけようとしているのですが、ウェスリーがフラタニティに引き込まれた後は姿を消してしまいます。
フラタニティが間違った方向に進んでいるのがスローン一人のせいであれば、指令書にあったスローンの名前をメンバー全員に見せれば少しは何とかできたような気もするのですが、それが公開された途端に、他のメンバーにも暗殺指令が出ていることを公表してフラタニティ総がかりで襲ってくることも予想できたのかも。
難しい展開で、いろいろな手が考えられて多少釈然としないところが残ります。
どう見てもウェスリーを殺そうとしているようにしか見えないし。
また、鍛えたウェスリーでないと倒せない、ウェスリーに復讐を果たさせようとするフラタニティー=スローンの姿勢は微妙な感じです。
最初に殺させるミスターエックス、最後のスローンをどうやって狙撃するのかも微妙に疑問です。
足元につけた×印に立たせることを前提に銃弾を打ち込むわけですけど、その場所、そのタイミングそのものが元々見えないほど遠いところから狙撃するのであまり意味がないような・・・。
ストーリーやシーン設定からすれば、弾を曲げるのではなく、思い通りの軌道で見えない的に向って弾を飛ばすことができる・・・というような説明のほうが合理的だったような。ぶら下がった豚肉で隠れた的の中心も結局見えはしないので、距離の問題ではない感じなわけで、余計にそう思えます。車のジャンプの軌道もコントロールしてるようですしね。
銃弾が曲がって飛ぶのとか、車をジャンプさせて、オープンルーフを通して狙撃するなんていうシーンそのものは、理屈ぬきで結構楽しいですけどね。
ただ、ネズミを使った襲撃は、ちょっと陳腐な感じです。
データベースに役名はありませんでしたが、修正屋はどこかで見た気がします。
修正屋や回復屋、肉屋という名前はちょっと自信はないですが、コードネームとして、ウェスリーの指導的役割の意味は伝わるかと思います。
SHOWBIZの8/31までの興行収入ランキングでは、11位だったようですね。
収入=受け具合?も微妙です。公開は来週ですが、日本での受けもあまり良くないかも。
吹き替えでしたが、以外に楽しめました。
DAIGOの声がダメ男に十分マッチしてましたので。
DAIGOがダメ男というわけではないですが、声のトーンが凄く弱気な男という感じになってました。
次の劇場公開作品は、アイアンマンの予定です。
その次は、イーグルアイにするかどうか。
今年は、ウォンテッドで8作品目になりました。
DVDはあまりこなせてませんが、劇場通いはいいペースです。
海堂尊の「ナイチンゲールの沈黙」は上巻を読み終わりました。下巻も半分ぐらいですね。
そのほかのDVDや本も、原稿を準備中です。
以上
作者:
更新日:2008年9月16日 22時6分
ウォンテッド
ウォンテッドの先行上映見てきました。
アメコミが原作だと聞いてましたが、映像も面白そうで、監督がナイトウォッチのロシア人監督だということもあり、楽しみにしてました。
先行上映に行くなんて、かなり久しぶりです。
10年ぶりぐらいかも。
監督:ティムール・ベクマンベトフ
原作:マーク・ミラー
原作:J・G・ジョーンズ
アンジェリーナ・ジョリー:フォックス
ジェームズ・マカヴォイ:ウェスリー・ギブソン
モーガン・フリーマン:スローン
テレンス・スタンプ:ペクワースキー
トーマス・クレッチマン:クロス
コモン:ザ・ガンスミス
間違って、吹き替え版を見ざるを得ませんでした。
早い時間は吹き替え版のみだったので・・・
DAIGOの声はダメだろうと思っていたけど、ウェスリーがダメ男だったので意外と合ってました。
モーガン・フリーマンはTVと同じ吹き替えでした(誰かは知らないですが)。
トーマス・クレッチマンは「NEXT」でニコラス・ケイジを暗殺しようとする男(多分)だったようです。
「U-571」「バイオハザードⅡ」などで見てるはずですが、あまり記憶にありません。
コモンは「アメリカン・ギャングスター」にターナー・ルーカスとして出ていたようですが、誰だか区別がつきません。
今度チェックしておきます。
修正屋は、ガンスミスのようなコードネームですが、データベースには配役説明がなかったです。
ただ、見覚えのある顔でした。ウェスリーを縛って殴りつけ、痛みと拷問に慣れさせるのが役目でした。
アンジェリーナ・ジョリーやモーガン・フリーマンは、説明不要でしょう。
■概要
とあるビルの一室に向う男。
エレベーターを降りた正面通路の一番奥の部屋に入り、電話中の女に仲間が立て続けに暗殺されていることを確認する。その女も目の前で狙撃され殺される。振り向くと、向かいのビルの屋上で、先ほどまで工事をしていた4人の男がこちらを狙っていた。次々に襲ってくる銃弾をかわしながら通路を戻り、男はエレベーターに乗るが、そこでクラウチングスタイルをとり、窓に向って猛ダッシュを始める。あまりのスピードに、通路に面した部屋にある書類が風圧で散乱し、人間は吹き飛ばされる。
男は窓ガラスを突き破り、隣のビルへ向って飛び出す。
空中に出た男を狙う狙撃犯。
男は空中で銃を抜き、3人の狙撃者を一瞬のうちに射殺し、ビルの最上階の部屋の窓を突き破って飛び込む。
狙撃者は一人生き残ったが、あっという間に下から上ってきた男に後ろから射殺された。
狙撃者の一人が持っていた携帯電話に入ったコールに、男が出る。
それは、その男を殺そうと手配した犯人からだった。
こんなことでは殺せないというが、そいつら自体がおとりだったことを告げられた瞬間、足元には狙撃用の×印が描かれていて、その上に立ってしまっていることを知った男の額から、銃弾が飛び出した。
その銃弾は、遥か彼方の一室で電話をかけた狙撃犯が放ったものだった。
しがない会計士として暮らすウェスリーはパニック症候群(と思い込んでいるだけ)を抱えながら肥満の女上司のいやみにいじめられ、恋人を友人に寝取られ、やっと生きているような生活を送っていたある日、スーパーでフォックスと出会い、それまで知らなかった父親の情報に触れることになる。同時に、何者かの襲撃を受けて、命からがら逃げ出す羽目に。それもかなり荒っぽい逃避行に、めちゃくちゃ混乱するウェスリー。
気がつくと怪しげな工場のような場所で寝ていたウェスリーは、スローンと名乗る男から、父親がフラタニティーと呼ばれる暗殺組織の一員で、前の日にビルの屋上で死んだ男が父親であったこと、胸がドキドキするのはパニック症候群ではなく、鼓動が毎分400回に達して身体能力を向上させることができる特殊能力であることを教えられる。さらに、父親は組織の裏切り者クロスが殺したことを告げ、同じ能力を持つものが多くはなく、血を受け継ぐウェスリーに協力を依頼するために、連れてきたことを説明した。そして、銃を渡して飛んでいるハエの羽を打ち抜けと命令される。とてもそんなことはできるはずがないが、撃たないならウェスリーを撃つと脅され、半泣きで銃を生えに向ける。動揺する中、動悸があがり、すべてがスローになってぶれる銃口から飛び出た弾は、すべてハエの羽を吹き飛ばしていた。
しかし、簡単に受け入れられないウェスリーは、一旦その場を去り自宅に戻る。
次の日の朝目覚めたウェスリーは、なんとか恋人の嫌味をかわし、トイレに駆け込んで前の日のできことが夢ではなかった証拠、父の形見の銃を見つけるが、水槽にかくしてて会社に出勤する。
しかし、容赦のない上司の嫌味攻撃に嫌気が差し、言いたかった嫌味の数々を女上司にぶつけて席を立つ。
その快挙に友人のバリーは動揺しながらも快哉を叫ぶが、ウェスリーはエルゴノミックキーボードでバリーを度突き倒して、会社を去り、フラタニティーのアジトに向う。
暗殺者になることを承諾したウェスリーに、スローンはフォックスを指導者につける。
そして、修正屋に殴られ、ガンスミスに銃器の使い方を、肉屋(コードネームを忘れてしまいましたが、普段吊るした豚肉を扱っているので)にきりつけられてナイフによる格闘術を教わり、訓練に励むことになる。
しかし、自動織機の中を走る横糸車を掴み取れといわれ、できずに逃げてしまう。
そして、もう一度自分の由来を見つめなおして、訓練に集中する決意を固める。
殴り続けた修正屋の打撃に耐えて、殴り返すようになり、切り裂かれるだけだった肉屋をきりつけて、成長していく。そして銃。
肉で視界をふさがれた向こう側の的を撃てという。
ウェスリーにはとてもできないが、スローンは弾をまげて、的を撃った。
最後に乗り越えなければならないウェスリーにはやはりできなかった。
弾は簡単には曲がらない。
フォックスは、肉の前に立ちウェスリーに促す。
失敗したら・・・
しかし決心して放った銃弾はフォックスと肉をかすめて、的に当たった。
最終試験に合格したのだ。
すぐにもクロスの襲撃に取り掛かるつもりでいたが、スローンはフラタニティの由来、1000年ほど前に、織られた布目に刻まれたバイナリ暗号のことを説明し、布の折り目に表れる名前が暗殺の対象であることを理解させる。
その上で、まず訓練のために何人かの暗殺を引き受けさせる。
ウェスリーは一旦仕事を請けるものの、狙撃の段になって撃つことを拒んだ。
フォックスは理由ではなく結果が必要であることを理解させるため、自分の過去を語る。
むかし子供の頃、父親が判事である裁判で買収を拒んだために父親が殺されたこと、父親を殺す男はフラタニティの暗殺指令で一週間前に死んでいるはずが仕損じたために、フォックスの父親が殺されてしまったこと。
一人を殺して1000人を救うという、フラタニティの根底に流れる使命をウェスリーは理解し、次の日の夜、指令を完了させる。
そしてもう一件。
毎日同じルートを防弾車両で通るターゲットの暗殺だ。
6ブロックの間に完了させなければならないが、併走する車の窓から狙い打っても防弾で通らない。
タバコをふかす煙がオープンルーフから流れているのを見たウェスリーはフォックスを先行させた上で真正面に引き返させ、フォックスの車を足がかりにして自分の車をジャンプさせターゲットの真上から狙撃を完了させた。
そうして実戦を経験したあと、自分のアパートに久しぶりに戻った。
バリーがいたが、鍵のかかったドアごとぶっ飛ばす。
そして、奥のトイレへ。
彼女は騒ぎ立てるがまったく意に介さないウェスリー。
そして、タンクから銃を取り出し、フォックスと共に部屋を出る。
アパートの外で、フォックスが車を捜しに行くあいだ待っていると視線を感じ、なんとそこにクロスが。
慌てて追いかけるウェスリー。
道を越え、追いかけるうちに球場へ。
持っていた銃を撃ちつくし、タンクから取り出した銃に換えるウェスリー。
呼吸を抑え、気配を探りながら移動する。
後ろに感じた気配に振り向きざま打ち込むウェスリー。
しかしそれは、仲間の回復屋だった。
その動揺の一瞬、クロスからの銃弾を肩に受けて倒れるウェスリー。
そして気が遠くなる。
回復風呂に使って事態を夢のように感じながら、回復屋が傍らで死んだことを知ったウェスリー。
風呂のそばには回復屋の流した血が大量に残されていた。
回復したウェスリーは、肩に残った銃弾から情報を知っていそうな人物に辿り着く。
それは、銃弾作りのペクワースキー。
彼はフラタニティ発祥の地にいる。
情報をスローンに提示して、クロスとの対決を望むウェスリー。
一人では勝てないとスローンは言うが、クロスはウェスリー一人でなければ出てこないといって、指令所を受け取ると飛び出していく。スローンはフォックスにウェスリーの処刑指令書を手渡し、事後の始末を命令する。
ウェスリーはとある城、フラタニティ発祥の場所に一人乗り込み、ペクワースキーを見つける。
城の中を追いかけて逆に銃を突きつけられる羽目になるが、助けに来たフォックスのおかげで、ペクワースキーを協力させることができた。
とある駅でクロスと待ち合わせるペクワースキー。それを物陰から監視するフォックスとウェスリー。
しかし、一瞬の隙にペクワースキーはホームを走って逃げ出した。
慌てて追いかける二人だが、到着した電車から降りる客、電車に乗る客でごった返すホームでは中々追いつけない。しかし、途中で電車の中にクロスがいることに気がついたウェスリーは、引き返して電車に飛び乗る。
ペクワースキーを追いかけながら、ウェスリーがついてきていないことに気がついたフォックスは振り返って、電車に乗ってしまったことを知る。
駅を飛び出して、車を強奪すると猛然と電車を追いかけ始めるフォックス。
電車の中でクロスの姿を追いかけるウェスリー。
追いついて客のいる最中で銃撃戦になるが、一瞬の隙を突いてクロスがウェスリーを後ろから押さえ込む。
追いついたフォックスは、その様子を見ながら銃弾を打ち込みウェスリーを援護する。
離れた二人の間に、フォックスは車を突っ込ませる。
電車に車が突き刺さる。
電車はトンネルに入ってしまい、飛び出した車の車体が、トンネルの壁にぶつかって無理やり押し込まれる形になり、車体の破損が急激に進んでしまう。
車掌が電車を緊急停車させようとするの止めようとするウェスリーだが間に合わない。
すさまじい火花の上げながら電車は急停車し、バランスを崩した連結後部は、トンネルを出たところで鉄橋の上から落下してしまう。
落ちてぶら下がった車両に引きずられるように、落下は徐々に前のほうに進み、ウェスリーの要る車両も・・・
すぐ後ろの車両が落下して、ウェスリーは車両のつなぎ目から落ちかかるが、なぜかクロスがウェスリーの手をつかんで助ける。
ウェスリーはそれに疑問を感じることなく、クロスの胸を撃つ。
二人のいる車両は、ちぎれて谷底に落下!!
つっかい棒のように谷の両側を渡すような形で水平に引っ掛かって止まる。
ウェスリーは傷む体を起こしてクロスの様子を見に行く。
クロスはかろうじて生きていたが、衝撃的な言葉を吐き出す。
クロスはウェスリーの父親であり、フラタニティーが嘘をついていると。
後ろにフォックスの気配を感じるウェスリー。
フォックスも同じ車両に乗っていたのだ。
死んだクロスを前にして銃を構えるフォックス。
その姿に、クロスの言っていることに真実を感じ、足元の窓ガラスを撃って、谷底に落下するウェスリー。
気がつくと見知らぬアパートの浴槽で、回復液に浸かっていたウェスリー。
風呂場を出て窓際に向うとそこにはペクワースキーが居た。
そこにウェスリーを連れてきたのはペクワースキーだった。
その部屋はなんと、ウェスリーのアパートを線路向こうに見ることのできる部屋だった。
ペクワースキーはこの部屋に連れてこなければ、クロスの言うことを伸二はしかっただろうといい、クロスはウェスリーにフラタニティに関わってほしくなかった、普通の生活を送って欲しかったのだと言った。
その部屋には大型長筒の狙撃銃が置かれ、たくさんのウェスリーの写真が飾られていた。
ずっとそばで見守っていたのだった。
そして、運命の織物の一部=指令書を手渡し自分で解読しろと告げるペクワースキー。
ウェスリーが解読したその指令書には、スローンの名前が記されていた。
ペクワースキーは、スローンが指令書を自分の都合のいいように改竄していることに気がついたクロスを、裏切り者としてフラタニティに追わせていたと説明した。
すべてを理解したウェスリー。
そのアパートの奥に隠されたクロスの作業場を見つけたウェスリーは、フラタニティの本部を襲撃することを決意する。そこには、クロスが調べて練り上げられた襲撃の計画書や、爆弾などが準備されていた。
ウェスリーは周到に準備を進める。
回復屋が見せたネズミ爆弾がクロスの考えだったのか、たくさんのネズミを集め、爆弾を仕込む。
そして準備ができたウェスリーは、ゴミ収集車をフラタニティに突っ込ませ、大量のネズミを放つ。
ネズミはフラタニティの古い城のような建物全体に散らばった。
セットした爆発時刻を、車の下に隠れて銃弾をやり過ごしながら待つウェスリー。
奥に行ったネズミに爆弾が仕掛けられていることに気がついた修正屋だったが、爆発をとめることはできない。
徐々に広がる爆発に乗じて行動を開始したウェスリー。
銃を撃ちながらすべての弾を的確に撃ち込みながら、弾がなくなった銃を捨てて殺した相手から奪い取り突進を続けるウェスリー。
途中で修正屋を撃ち殺してその体を盾にしてさらに奥へ。
肉屋と激しく斬り合うが、これも何とか倒して、奥の資料室へ。
そこで、フォックス、スローンら、最後の暗殺者たちに囲まれるウェスリー。
その目の前で、スローンの名前が織られた指令書を取り出し、スローンが改竄を働いていたこと、クロスが裏切り者ではなかったことなどを告げる。
動揺する暗殺者たち。
それを前にして、スローンは暗殺者たち全員に、実はすでに暗殺指令書が出ていたことを明かす。
そして、フラタニティをコントロールし、神の力で持って世界を支配しようと呼びかける。
ガンスミスがその言葉に乗って、ウェスリーを撃とうとしたそのとき、一瞬早くフォックスが弾道をまげてガンスミスを撃った。その銃をすぐにウェスリーに投げ渡す。
銃弾は丸いその部屋で、ウェスリーを取り囲んでいた暗殺者全員を撃ち抜き、フォックスも自分の弾に倒れた。
それを確認して、さらに奥へと進むウェスリーだったが、スローンの姿はすでになかった。
フラタニティは崩壊した。
ぼろぼろになったウェスリーは紡績工場を出て街中へ向い、どうしようか考えて預金残高をチェックした。
そこには父親の遺産として振り込まれていた見せ金は見当たらず、14ドルというわずかな自分自身の預金しか残っていなかった。
絶望しながら、会計事務所で働き始め、普通の生活に戻った・・・ある夜・・・一人で働いているその後ろに、スローンが現れた。
「元の生活に戻れると思ったのか?」
銃を突きつけるスローンの言葉に振り向く若い男は、ウェスリーではなかった。
騙されたことに気がついたスローンが足元を見ると、そこには×印が。
その瞬間、クロスのアパートからウェスリーの手によって放たれた銃弾が、クロスを撃ち抜いた。
以上
作者:
更新日:2008年9月15日 20時26分